2013年5月23日木曜日

ドイツの人がGPSで津波の規模を予測する方法を発表

英語の勉強のため、適当なニュースを読みました。

GPSを使った津波の規模の予測についての記事です。 東日本大震災のデータを元にシミュレーションをしてみたら、地震後3分の時点で津波の規模を推測できたとか。

GPSの持つ(緯度、経度、高さ)の情報のうち、高さに注目するといいそうです。 地震前後の高さのズレで津波の規模を予測します。 地震計は揺れを見るのには適していますが、地形の歪みは見えません。 津波の規模を推測するには地震計よりもGPSの方がよいだろうというお話。 海底にGPSステーションがあればより正確な情報は取れるけど、海岸線のGPSステーションだけでも津波の規模の予測には十分使えそうだと書いてます。

日本の震災直後のニュースを見てたら、「GPSのデータで見たらこんなに地形が歪んでいた」みたいなのはいくつかありました。 それを地震や津波の予測に使うという話もセットで出てきていたように記憶しています。 あちらではどうか分かりませんが、日本では目新しいニュースではないでしょう。 日本の研究者も手をつけている内容ではないかと思われます。

問題は、日本で実用化するには誤報に対するハードルが高いって事ですかね? たとえ今すぐ実用化できるほどの技術があったとしても、実用化するまでに相当時間がかかりそうな気がします。