2013年10月7日月曜日

Google Chromeのプロクシ切り替えアドオンProxy SwitchySharp

Google Chromeのプロクシ切り替えアドオンProxy SwitchySharpの使い方、基本的なところだけ説明します。 説明対象のバージョンは1.10.2です。

Proxy SwitchySharpはURLのパターンを元に使用するプロクシを自動で切り替えてくれるアドオンです。 もちろん特定のプロクシのみを使う場合やプロクシを使わずに直接アクセスする場合もメニュークリックのみで切り替えられます。

まずはChromeウェブストアで「SwitchySharp」を検索してインストールしましょう。 メインメニューの左にアイコンが追加されます。 (まだアクティブではないのでアイコンは薄いですが、動作中は色がつきます。) 右クリックしてオプションを選び設定しましょう。 左クリックのOptionsでもok。

まずProxy Profilesの設定をしましょう。 1つのプロファイルに1つのプロクシを書きます。

①Profile Name はメニューやオートスイッチなどでプロクシを切り替えるときに使います。 適当な名前をつけましょう。

②Manual Configuration にプロクシのアドレスやポートを書きます。 何を書くかはサーバの説明を読みましょう。 (例に書いてあるのはFiddlerのデフォルト設定です。) Automatic Configurationの説明は割愛。

設定が終わったら③Saveで記憶します。

プロクシが1つの場合はコレでok。 プロクシが複数ある場合はその数だけ④New Profileでプロクシを追加します。 プロファイル一覧のプロファイル名の右側で色が選択できます。 この色はProxy SwitchySharpのアイコンに反映されます。 サイト閲覧中は使っているプロファイルをこの色で判断しましょう。 プロファイルを消す場合は色選択の右側にあるマイナスアイコンをクリックします。 全部の設定を書いたら③Saveします。

次にSwitch Rulesの設定です。 これはURLによってプロクシを自動で切り替える Auto Switch Mode で使用します。

まず、①で Default Rule のプロクシを設定します。 これは他のルールにマッチしなかった場合のプロクシです。 [Direct Connection] でプロクシ無しで直接アクセス。 プロファイル名を指定した場合はそのプロクシを使用します。

初期状態では Default Rule しかありません。 ②New Rule をクリックして追加しましょう。 ③の位置に追加されます。 Rule Name は適当でokです。 ダブってもかまわないので New Rule のままでも動きますが、できれば適切な名前を付けましょう。 2列目のURLパターンとマッチしたルールが採用されます。 マッチングのしかたはWildCardとRegExpが選べます。 どのプロクシを使うかは Proxy Profile で指定。 ルールを削除するときは右端のマイナスアイコンをクリックします。

Online Rule List については割愛。

設定が終わったら④Saveで記憶します。

どの動作モードを使うかは Proxy SwitchySharp の左クリックメニューから選択します。

①Direct Connection はプロクシを使用せずに直接アクセスします。 ②のプロファイル名は特定のプロクシのみを使用するときに選択。 ③の Auto Switch Mode は Switch Rules を元にURLによって使うプロクシを切り替えます。

動作モードを指定して実際にウェブサイトを見ると Proxy SwitchySharp のアイコンは次のように変化します。

  • : 直接アクセス
  • : 特定のプロファイルでアクセス(色はプロファイルごとに変化)
  • : Auto Switch Mode で特定のプロファイルを使用中
  • : Auto Switch Mode で直接アクセス中